「格安SIM」って言葉は知ってるけど、
自分には関係ないでしょ?
すごく安いって聞くけど何で安いの?
こんな疑問に、元大手通信キャリア社員、格安SIM利用歴5年超のわたくしがお答えします!!
「格安SIM」ということばをご存知でなければこの記事をそもそも見てないと思いますが、統計的には、日本の9割の人がこの「格安SIM」というワードは知っています。
では利用している人はというと……
20%弱! ( 一_一)チーン
つまり、「格安SIM = 良いものではない」ということでしょうか?
いや、いや、いや!! ちょっと性急過ぎますよ!!
あくまでも個人的な意見ですが、
間違いなく「格安SIM = 良いもの」です!
その証拠に、2014年から2019年までの5年間で、利用者は8倍になっています。
格安SIMということばが広まってきた2014年には利用者は1.6%しかいなかったのに、2019年には20%弱に増えてます。
1.6%なんて少数派中の少数派、マイノリティー中のマイノリティーだったわけですが、たった5年で、5人に1人は使っている状態になっています。
短期間でものすごい人数が格安SIMに飛びついているわけですね。
これでさっきのぼくのことばがご理解いただけたことと思います。
それではもう一度。
「格安SIM = 良いもの」です!!!
「格安SIMって何だかわからないけど、まぁ自分は今のままでいいか」と今まで通り過ぎていた方がいたら、あなたは損をしているかもしれません。
格安SIMの良さを伝えていきますので、この機会にぜひ格安SIMについて知ってください。
ちなみにですが、ぼくは格安SIMを2014年から使ってます。
そう。マイノリティー中のマイノリティーだったわけですね(^^;
その当時大手通信キャリアで働いてましたが、上司に内緒でそのキャリアからMNPで転出して使ってましたw
しかも同僚にも勧めちゃってましたwww
「そもそも格安SIMって何なの?」
「SIMっていうのが格安なんだろうけど、SIMって何?」
格安SIMということばに出会った人がはじめに浮かぶ疑問はこれではないでしょうか。
まずはこれにお答えします。
「SIM」とは、「Subscriber Identity Module」の略で、つまり個々の契約者を識別するための部品、といった意味合いのものです。
一般的にSIMカードというICチップ付きのカードタイプのもので、スマートフォン、タブレット、ケータイ電話に挿して使います。
最近ではパソコンやモバイルWi-Fiルーターなんかにも挿して使われます。
そして、今では「SIM」というとこのSIMカードのことを指します。
このSIMカード(以下、SIM)は何のためにあるのかというと、通信キャリア(docomoやauやソフトバンクなど)が、回線利用者が正規の契約者であって、どこのだれなのか、を特定するためにあります。
SIMが入ったスマートフォンを起動させるとスマートフォンが通信キャリアと信号のやり取りをして、通信キャリアが正規の契約者であると認識すると、スマートフォンで電話や通信ができるようになるわけです。
スマートフォンの画面の上のところにアンテナのアイコンが表示された状態ですね。
要するに、SIMは回線契約を証明するためのものであり、「SIM」というと回線契約のことを指します。
まとめると、「SIM」はSIMカードのことであり、そのSIMカードにひもづいた回線契約のことを指すわけですね。
「SIM(=回線契約)が格安なのはわかったけど、何で格安なの?」
次はこの疑問ですね。
詳しい説明は省かせていただきますが、格安SIMが世に出回りだす以前、下記の課題がありました。
スマホ代(ケータイ代)が高い!! 高すぎる!!!
そのため、管轄官庁である総務省は考えました。
何でスマホ代は高いんだ?!
そうか、競争が起きていないからだ!
でも移動体通信事業は参入障壁が超たかい( ノД`)
基地局などの設備を持っていない事業者でも
参入できるようにしたいなぁ。。。
そうだ京都、行こう
そうだ! 大手通信キャリアに基地局を
レンタルさせよう!!
大手通信キャリアのみなさーん、
設備を安く貸し出してちょーだいね^^
マジすか。。。
御意(T_T)
とまぁ、こんな感じです(^^)
それまでの移動体通信事業(屋外での通信を提供する事業)は、大手通信キャリアであるdocomo、au、ソフトバンク3社の寡占状態(1社独占ではないが、少ない企業で市場を占拠している状態)でした。
なので資本主義においても価格競争が起きにくい。
そもそもなぜ寡占状態なのかというと、設備投資がものすごく巨額でなかなか参入できないからです。
そりゃあ日本全国の至るところに基地局を立てなきゃいけないわけですから、想像できないくらいのお金がかかりますよね。
そこで、総務省は大手通信キャリアに、他の事業者に設備を安く貸し出すように強要(ちょっとことばが悪いですが)して、多くの事業者が移動体通信事業に参入できるようになったというわけです。
要するに、いろんな事業者が大手通信キャリアから安く基地局などの設備を借りられるようになったので、価格競争が起きているというのが格安の大きな理由です。
加えて、MVNOは自社での店舗展開はあまり(もしくはまったく)せず、店頭での売り込みは量販店や代理店で行います。
こういった設備投資の少なさも格安の理由のひとつです。
ついでに「MVNO」についても簡単に説明しておきます。
MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語にすると「仮想移動体通信事業者」となります。
勘のいい方はもう名前だけでおわかりかと思いますが、上記で説明した、大手通信キャリアから設備を借りて移動体通信事業を提供している事業者、のことです。
実際には基地局などの設備を持っていないので、「仮想」となっているわけです。
格安SIMとは、MVNOが大手通信キャリアの回線設備の一部を借り受けて、移動体通信事業者として提供する通信サービス、ということです。
例えば、NTTコミュニケーションズ社が提供するOCNモバイルONEという格安SIMは、docomo回線を利用して運営されています。
また、UQモバイル社の格安SIMは、au回線を利用して運営されています。
MVNOがどのMNOの回線設備を借りているかによって通信品質やサービスエリア、電波の周波数帯が変わってきますので、格安SIMを選ぶときには意識する必要があります。
ちなみに、今やMVNOは星の数ほどあるわけですが、格安SIMが出はじめる前からMVNOは存在しました。
MVNOの老舗として有名なのは「日本通信(J-com)」で、MVNOサービスを2000年ぐらいから提供しています。
「え? 格安SIMってそんな昔からあったの?!」
と思ったかもしれませんが、MVNOはあったが、格安SIM(と呼べるもの)はなかった、が正しい理解となります。
設備の貸し出し自体はdocomoが提供していましたが、レンタル料が安くなかったため、あくまで個人的な意見ですが、その当時の日本通信の提供するSIM(b-mobile)にあまり魅力はありませんでした。
格安SIMのメリットは、ズバリ!
安さです。
格安SIMだけに、シンプルにこれですね(^^)
「な~んだ」と思われた方もいるかもしれませんが、料金は非常に大事です。
買い切りの価格ならまだしも毎月発生する固定費ですから、1,000円、2,000円がバカにならないのはおわかりになると思います。
この価格がまさに破壊的でして、2014年当時、ぼくのスマホ代はなんと5分の1ぐらいになりました(^^ v
その当時の世の中のスマホ代の平均は1万円前後で、ぼくも1万円くらいでしたが、それが2,000円弱になったわけです。
人によっては10分の1ぐらいになる人もいたと思います。
月に8,000円浮く。。。
つまり1年間だと。。。
いやぁ、安い!
今でも、あのとき格安SIMを選択してほんとうに良かったと思ってます。
こんなに安い格安SIMですが、もちろん、機能がまったく変わらずにスマホ代だけが安くなる、という100%おいしい話ではありません。
もちろんデメリットもあります。
格安SIMの1番のデメリットは、通信速度です。
場所、時間帯、曜日、周辺の人の数、世の中全体での通信量(トラフィック)によって大きくブレますが、まぁ、まずもって大手通信キャリアのSIMには太刀打ちできません。
これは格安SIMの仕組み上の話になってくるので今回は省略しますが、通信速度に並々ならぬこだわりを持っている人には、格安SIMはおススメできません。
ぼくは外出先で動画を観たりすることはほとんどないので不便さを感じたことはありませんが、外でも4Kの映画をガンガン観るのであれば動画のロードの遅さが気になるのかもしれません。
とまぁ、格安SIMについて簡単に紹介してきましたが、どうですか?
格安SIMに少しでも興味はわきましたか?
今まで格安SIMということばを素通りしてきた方は、この機会に値段と機能をてんびんにかけて検討してみてください。
ぜひ損をしない選択を。
This website uses cookies.
View Comments